社会人のみなさんへ

 私たちの法科大学院では、これまで、未修者コース、既修者コースの双方で、社会人出身のみなさんを広く受け入れてきました。そうしたみなさんは、法科大学院修了後は、社会人としての経験も活かして、法律家として幅広い活躍をしています。これまでの職業経験、社会経験は、将来の法律家としての仕事の中で大きな意味をもつはずです。

 

 社会人出身者の場合、まず選択肢となるのは未修者コース(3年間)でしょう。既修者(2年)に比べると1年長い学修期間を要することにはなりますが、未修1年次には、学部とは異なった、密度の高い少人数による充実した教育が準備されています。一橋大学法科大学院の未修者コースを終えてから、弁護士としての可能性を広げるような活躍をしている修了生、あるいは裁判官や検察官として活躍する修了生がたくさんいます。

 

 法律学の基礎学修を終えている方の場合には、既修者コースを選択することもできます。学部とは異なった、少人数・応答型の密度の高い講義が準備されていますので、2年間で、司法試験に合格し法曹として活躍するために必要な素養を身につけることが、十分に可能です。

 
 職を離れて数年間学業に専念するという選択をするにあたっては、当然不安も多いかもしれません。私たちも、学修支援だけでなく、様々なサポートをして行きたいと考えています。在学中に必要な費用の一部が補助される仕組みもありますので、是非活用してください。

 

◆専門実践教育訓練給付金制度
 本法科大学院の教育課程(法学未修者、法学既修者)が、職業訓練給付金(専門実践教育訓練)についての支給対象となる講座として、厚生労働大臣から指定を受けました。

 

1.職業訓練給付金(専門実践教育訓練)検索サイト
  ※検索条件「スクール名」に”一橋大学”と入力して検索。
2.専門実践教育訓練の給付金のご案内(厚生労働省)